ECPowerは「顧客セグメント」を管理するツールです。
顧客セグメントとは?
ECPowerにおいて、顧客セグメントは本質的には「条件」です。
ECPowerはShopifyの顧客データ・注文データをデイリーで連携して、顧客セグメントに含まれる顧客、つまり条件に合致する顧客を最新の状態に更新しています。
さらにECPowerは、顧客数やリピーター率・LTVなどの顧客セグメントのメトリクスを日次で保存しています。
顧客セグメントの作り方
目的別のテンプレートから探す
「ライフサイクル(RFM)」「ニーズ・商品カテゴリ別」「初回購入商品別」などの管理用の顧客セグメントテンプレートや、「リピーターを増やす」「クロスセルを行う」「新商品を提案する」といった施策目的別の顧客セグメントテンプレートを合計50以上準備しています。
ノーコードで思い通りのセグメントを作る
購入したことがある商品、商品タグ、商品バリエーション。注文時の注文タグ、流入元やUTMパラメータ。そして、注文日、合計購入回数・金額、居住地域などから、ノーコードで思い通りのセグメントを作ることができます。
他のセグメンテーション機能を提供するツールと比べて、ECPowerにユニークな点は下記です。
- 詳細フィルタを活用して高度なセグメント作成ができます。たとえばある商品の注文に対して、「3件以上」「30日前~60日前まで」「2回目~5回目の注文において」といった指定ができます。
- 入れ子構造で柔軟にAND/ORを組み合わせることができます。
- “すべて含む”でセグメントを作成すると、”合わせ買い”の顧客セグメントが作成できます。
セグメント作成は常にECPowerの注力領域で、常に業界水準をベンチマークしながら利用できるデータの拡張や分かりやすさの向上に取り組んでいます!
顧客セグメントに対してできること
1. 顧客セグメントの成長を振り返り分析する
顧客数、リピーター率、LTV、再購入日間隔などのメトリクスは、顧客セグメントを作成した日からデータが保存されていきます。定期的に注力セグメントのメトリクスを振り返ってみましょう。
2. 複数の顧客セグメントのメトリクスを一覧で比較する
複数の顧客セグメントのメトリクスを一覧で比較してみましょう。平均注文単価や再購入日間隔などの購買傾向にどのような特徴があるか確認することができます。
3. 顧客セグメントからの売上や注文数を計測する
顧客セグメントから売り上げや注文数が自動で計測されます。注力している顧客セグメントの一定期間の売上の確認や、キャンペーン・施策の効果測定に活用することができます。
4. 顧客セグメントの特徴を把握する
顧客セグメントで「どの商品の購入者が多いか」「どの集客チャネル経由が多いか」などの特徴を簡単に把握することができます。クロスセル施策を検討したり、新商品のプロモーションチャネルを検討したりなど、施策内容を具体化する際に活用してみてください。
5. 基本的なリピートマーケティングの分析をセグメント単位で表示する
顧客セグメントのLTVやF2転換率の成長を、コホート別に追跡することができます。
たとえば「2024年1月に初回購入した顧客」と「2024年2月に初回購入した顧客」を比較して、3か月目時点でのLTVやF2転換率が向上しているかどうかを追跡することができます。
6. 顧客セグメントを他のツールと連携して、セグメント単位にマーケティング施策を実施する
ECPowerの顧客セグメントに所属している顧客に、ワンクリックでShopify顧客タグを自動同期することができます。
Shopify顧客タグは、セグメントに出入りした顧客に対して自動で付与・削除されます。
ご利用中のマーケティングツールでShopifyの顧客タグを呼び出すことで、ECPowerの顧客セグメントに施策を打つことができます。
施策を実施したら注文タブでセグメントからの売上を確認して、ぜひ効果測定にも役立ててください!
ご不明な点があれば、ぜひApp内のチャットからお問い合わせください!